アサシン クリード シャドウズ – コミュニティをつなぐ

Published: 2025年7月29日

アサシン クリード シャドウズ – コミュニティをつなぐ

Key Takeaways

  1. 高のゲームはプレイヤーを中心に構築されている。 『アサシン クリード シャドウズ』は、#AssassinsCreedDubbingChallenge を通じてファンを音声収録のプロセスに招待するというユニークなアプローチを取っています。Ubisoftのチームは数千件の応募を受け取り、選ばれた方たちはSideのロンドンスタジオに招待されて収録を行いました。
  2. ローカライズは単なる翻訳以上のものである。 日本文化に根ざした『アサシン クリード シャドウズ』には、日本市場における専門知識を持つSideのような信頼できるパートナが提供する、深い文化的知識、ローカライズ音声、品質保証、コミュニティ管理が必要でした。
  3. ゲーム単体ではゲームを成功に導くことはできない。 シリーズとファンの関わり方は、シリーズの成功において重要な役割を果たします。SideのプレイヤーサポートチームはUbisoftに協力し、ソーシャルメディアからコミュニティの意見を収集して、フィードバックに応え、発売後のスムーズな体験を確実なものにしました。

アサシン クリード シャドウズ』の裏側 – 音声、ローカライズ、サポートを通じたコミュニティの構築
 

2025年は、プレイヤーエンゲージメントがこれまで以上に重要になっています。Sideはさまざまな分野を通じてプレイヤーとゲームをより深く結びつけるという、つながりを生み出す役割を担えることを誇りに思っています。   

『アサシン クリード シャドウズ』は、そのつながりが実際にどのように見えるかを示す好例です。Ubisoftの「アサシン クリード」シリーズの最新作において、プレイヤーは戦国時代の日本を舞台にした壮大なアクションアドベンチャーの物語へと飛び込みます。そこで、優れた忍のアサシンや伝説の侍となり、混乱の時代の美しいオープンワールドを探索します。  

ゲームは2025年3月に発売され、プレイヤー数はすでに世界中で500万人以上に達しています。ファンや批評家から称賛されているこのゲームは、その後も感銘を与え、最近では3月に「PlayStation Players’ Choice Award」の「Best New Game」を受賞しました。コミュニティがDNAに組み込まれているともいえるこのゲームは、キャスティング参加を賭けた世界規模のオーディションを通じてファンをゲームに直接巻き込みました。  

ファンをゲームに引き込む:「アサシン クリード」吹き替えプロジェクト 

SideがUbisoftおよびPavillon Noirと協力して進めたこのプロジェクトでは、世界中のプレイヤー、新しい才能、そして最先端の制作手法を結集し、ゲームに登場する敵キャラクターの声を演じるというユニークな機会をシリーズのファンに提供しました。   

2024年6月、Ubisoft はTikTok、Twitch、X(旧Twitter)を通じて全世界からキャストを募集し、ファンに#AssassinsCreedDubbingChallengeというハッシュタグを使用したオーディション応募を呼びかけました。何千もの応募が審査対象となり、7種類の言語に対応するため、受賞者は7名に絞られることとなりました。新たにキャスティングされたキャラクターには、プロの声優と才能豊かな新人メンバーが含まれています。彼らはオーディションの数ヶ月後にロンドンに飛び、Sideの旗艦ボイスプロダクションスタジオで収録を行いました。

https://www.tiktok.com/@assassinscreed/video/7484332032428920070

オーディオエンジニアのMatt Powellが率いる私たちのチームは、対象言語に精通した専門のディレクターと共に、1日で7人のキャスト全員の収録を完了させました。俳優とディレクターは、ゲームプレイ動画やコンセプトアートを使用してキャラクターや物語をどのように表現するかといった創造的なプロセスを体験しました。声での演技に初めて挑戦する方々のために、マイクテクニックや声の準備について俳優たちを指導するための時間を追加で設けました。  

最先端の技術もこのプロジェクトの鍵でした。リアルタイム伝送技術を使用して遅延を最小限に抑え、フランス、カナダ、英国のUbisoftチームがポストプロダクションで音声の仕上げ作業を行う際に最高の品質管理を維持できるようにしました。 

しかし、我々のロンドンのスタジオだけが『アサシン クリード シャドウズ』の第二の拠点となったわけではありません。このゲームは日本文化に根ざしており、日本向けのQAコミュニティマネジメントローカライズ、そして音声ローカライズも行われました。ゲームの成功には、戦国時代特有の言葉遣いを考慮した専門的な翻訳とローカライズが必要不可欠でした。   

物語とその世界観に入り込んでもらうため、プレイヤーが他の言語を使用していても、一部のセリフは日本語のままになっています。Side Tokyoチームが行った作業は英語版のゲームにも反映されているというわけです。 

 

ソーシャルを活用してプレイヤー体験を形成する 

当たり前のことですが、2025年現在、完璧なゲームプレイを備えていれば素晴らしいゲームになるというわけではありません。シリーズがファンとどのように関わるかは非常に重要です。発売後、大量のプレイヤーが初めてサーバーにアクセスする時は特に大事になってきます。   

どれだけバグ出しを行っても、完璧な体制でその瞬間に備えることはできません。ローンチ時に保証できることは、ゲームのキャラクターやストーリーラインの受け止め方、プレイスタイルなどに関する予想外のことが起こり得るということだけです。そういった理由で、当社のプレイヤーサポートチームは、特別なコミュニティマネジメント戦略を使用し、世界中のプレイヤーが『アサシン クリード シャドウズ』に関してどう思っているのかをまとめて、Ubisoftに協力するという作業を行いました。   

まず、JiraやSprinklrのようなツールを使用して、オープンなソーシャルプラットフォーム上で行われているコミュニティの議論を確認しました。SideのプレイヤーサポートチームはX、Reddit、YouTubeなどでコミュニティの感情を注意深く観察しました。トレンドの追跡、潜在的なリスクの特定、そして重要なフィードバックをリアルタイムで浮き彫りにすることで、Ubisoftチームは迅速にゲームを対処・変更し、プレイヤーに合わせて調整することができました。   

ゲームに細かい調整が加えられるにつれ、私たちのチームはソーシャルネットワーク上での議論にゲームの開発に関する話が確実に組み込まれるよう注力しました。Ubisoft独自の顧客管理プラットフォームを直接確認することで、ポジティブな変化を最初に発見した主要なコミュニティの声を増やすことができました。Sideのプレイヤーサポートチームは、『アサシン クリード シャドウズ』を中心に、より親しみやすく、つながりあるグローバルコミュニティの育成を支援しました。  

あなたのゲームに一番熱心に関わってくれるのは、プレイヤーに他なりません。だからこそ、プレイヤーの声を的確にヒアリングするために、プレイヤーサポートとコミュニティマネジメントチームが不可欠なのです。 

世界に物語を届ける

『アサシン クリード シャドウズ』発売までの道のりは、現代のAAAゲームにおけるプレイヤー体験がいかに多面的であるかを示しています。   

ゲームへの没入感を高めるためのグローバルな吹き替えプロジェクトから、シームレスなローカライズの実現、そして専門的なコミュニティマネジメントによるパブリッシャーとコミュニティ間の双方向コミュニケーションの促進まで、音声収録やプレイヤーから寄せられた意見などのすべての接点が、プレイヤーを第一に考えた没入型体験の創造において重要な役割を果たすのです。   

ゲーム業界が進化し続ける中、Sideは一つの声、一つの地域、一つのコミュニティを通じて物語を世界に届けることに心を砕いています。  

  

プレイヤーとより深いつながりを築きたいとお考えなら、ぜひ私たちのチームにお問い合わせください。どのようなお手伝いができるかをご提案させていただきます。 

本プロジェクトにおける協力に関してUbisoftおよびPavillon Noirに特別な感謝を申し上げます。  

Tags