eスポーツからFQAへ: 情熱を追い求め、Sideでキャリアを築くまでの道のり
Afonso Maiaが、はじめて兄のNintendo「ゲームボーイ」を手にしたとき、それがゲーム業界でのキャリアに結びつくとは想像もしていませんでした。深夜の対戦や週末のトーナメントから始まった彼の挑戦は、やがてプロのeスポーツプレイヤーへとつながり、現在は、SideのBragaスタジオのフルタイムの機能検証(FQA)としてキャリアを築いています。
Afonsoの歩んだ道のりは決して平坦なものではありませんでした。その原動力となったのは、ゲームへの情熱と与えられたすべての課題を克服しようとする強い意志です。では、彼はどのようにしてそのキャリアを築いたのでしょうか?

キャリアの原点
ポルトガルの機能保証(FQA)テスターを担当するAfonsoは、子どもの頃に芽生えたゲームへの愛から、後にキャリアで活かすことになるスキルを育んできました。兄のNintendo「ゲームボーイ」をこっそり持ち出したり、家族と一緒に「Wii」で遊んだり、ゲームを通じて笑い、競い合い、絆を深めた楽しい思い出が残っています。
しかし、Afonsoの人生が決定的に変化したのは、兄が彼に『リーグ・オブ・レジェンド』を紹介したときでした。「すっかり夢中になりました」と彼は語ります。「そのゲームは単なる娯楽ではなく、私の奥深くにあった何かを呼び起こしたんです。『この世界の一員になりたい』と強く思いました」
ローカルトーナメントでの勝利
ゲームへの情熱をプロのキャリアへと変えていく人達の姿を目にして、彼も同じ夢を抱くようになりました。16歳になる頃には、複数のオンライン大会で賞金を獲得するまでに成長していました。「大会に参加するために学校から急いで帰り、バスを降りて走ったあのときの興奮と高揚感を今でも覚えています」
しかし、その勝利を家族に話したところ予想外の反応が返ってきました。
彼は振り返ります。
「初めて両親や家族に『大会で賞金を獲得している』と伝えたとき、彼らはそんなことが本当に可能なのか理解できていませんでした」
すぐに質問が飛んできました。「それはどういう仕組みなの?」「それって合法なの?」
「当時は、少し悲しくてがっかりしました。ただ好きなことをして結果を出しただけなのに、喜んでくれるどころか心配されたのです。」
それでもAfonsoは諦めませんでした。当時を振り返り、次のように語りました。
「その頃は、友人と夜遅くまで研究して練習し、いつか夢を現実にするために自分を追い込みました。」
そして18歳のとき、その努力はついに実を結びました。
プロの道へ
18歳から22歳まで、Afonsoはポルトガル、ギリシャ、フランスで『リーグ・オブ・レジェンド』のプロ選手として活躍しました。ポルトガルの1部・2部リーグを含む国内大会やリーグでプレイしていました。
「本当に濃密で、忘れられない経験でした」と彼は振り返ります。「チームで協力する方法、プレッシャーの中でも冷静さを保つ方法、そして常に成長し続ける姿勢を学びました。競技の中で味わった成功と挫折は、逆境に耐える力や規律、そして困難な状況でも明確にコミュニケーションを取る方法を教えてくれました」
しかし、2022年になると状況は変わり始めます。ポルトガルの大会の大部分を主催していた組織が方針を変更し、その結果スポンサーが離れてしまったのです。「選手にとっては大打撃でした」とAfonsoは語ります。組織側からは、最高レベルで競技を続けられるが給与は支払われないと言われました」
こうした変化に直面しながらも、Afonsoは夢を諦めず、再び海外で競技を続けようと努力しました。しかし、シーンは急速に拡大し、競争はさらに激化していました。ポルトガルではトップクラスの選手だった彼も、フランスやギリシャのリーグでは「トップの中のトップ」だけがしか採用されない状況でした。
こうしてプロゲーマーとしての日々を終えたAfonsoは、「この業界でキャリアを築けるのか」不安を抱くようになります。
そんなとき、彼はSideに出会いました。

ゲーム開発でのキャリアを見つける
一見すると、プロゲーマーの素スキルはゲーム開発に求められる専門的なスキルとは結びつかないように思えます。しかし、Afonsoはすぐに自分に合った役割を見つけることができました。
「当初は音声制作チームの小規模プロジェクトに応募しましたが、機能検証(FQA)について知ったときに、eスポーツでの経験がこの仕事にぴったりだと気づいたんです」
彼が身につけてきた問題解決力、戦略的思考、柔軟性といったスキルは、まさにこの仕事に必要なスキルでした。
SideでFQAテスターとして働き始めたとき、まさに理想的な環境だと感じたといいます。「今では、ゲームへの情熱を共有する仲間に囲まれながら、私が初めてプレイしたときと同じ興奮を味わえるようなプロジェクトに貢献できています。品質、創造性、革新性を大切にするチームの一員であることは、本当にやりがいがあります」
伝統的なキャリアパスではなかったかもしれませんが、Afonsoは自分の歩んだ道を誇りに思っています。
「eスポーツは、ただ競技の機会を与えてくれただけではありません。自信や広い視野、そして今の仕事で毎日使っているスキルを与えてくれました。情熱を追い続ければ、平坦な道でなくても驚くような場所にたどり着けるということを学びました」
Quotes
「自分がどう思うかが、自分を形づくります。たとえその道が型破りであっても、自分を突き動かすものに忠実であり続ければ、必ず特別な結果につながるんです」